F1の2012年シーズンも前半戦が終了し、各チームは約1ヶ月の夏休みに入った。ザウバーのセルジオ・ペレスがこれまでの戦いを振り返っている。
Q:シーズンの前半戦が終了しました。これまでの戦いをどう評価しますか?
ペレス:前半戦ではとても素晴らしい瞬間が何度か訪れた。マレーシアGP(第2戦/2位)とカナダGP(第7戦/3位)で表彰台に上がることができて非常にうれしかった半面、好調と不調の波が激しく、すべての状況で最大限の力を発揮できなかった。
Q:去年と比べて、個人的に改善された点はどこですか?
ペレス:新人だった昨シーズンと比べて、より多くの経験を積んだことが、さまざまな局面で自分に自信を与えてくれる。F1デビュー当時と比べて格段にレベルアップしたと思う。特に、チームと物事を決断する際に役に立っているね。
Q:後半戦での目標は何ですか?
ペレス:より効率的になる必要があるし、その点でチームに貢献したいと思っている。僕たちのパフォーマンスに一貫性はあったけど、時には間違いも犯したし、運に見放されたこともあった。すべてを正して、持てる最大限の力を出さなければいけないね。クルマは速いし、僕にとって初優勝は実現可能な夢だと思っている。
Q:今シーズン、多くのドライバーが優勝していることについて、どうお考えですか?
ペレス:今年は素晴らしいF1シーズンだと思う。各チームの差がほとんどないから、以前と比べてより多くのチームのドライバーが表彰台や優勝を目指して戦えるようになった。
Q:夏休みの計画を教えてください。
ペレス:8月の最初の2週間は家族とアメリカの静かな場所へ行くつもりだよ。残りの2週間は後半戦に向けての準備に充てる。パワーアップして戻ってきたいからね。