ドイツの『Bild(ビルト)』は、43歳となるシューマッハが来シーズン以降もメルセデスAMGでレースを続けることになるという発表がもうすぐ行われるだろうと報じているが、それと同時に、過去7度F1タイトルを獲得したシューマッハにも「メガネが必要なのではないか?」とも書いている。
シューマッハはハンガリーGPのレース前に彼らしからぬ奇妙なミスを犯していたからだ。まず、最初に違うグリッド位置にクルマを停め、次に誤ってエンジンを停止させてしまいレースのスタートが中止される原因を作ってしまっていた。
この件について質問されたシューマッハの女性マネジャー、ザビーネ・ケームは「それは視力とは無関係よ」と主張し、「ご心配なく。ミハエルの体調は万全ですから」と答えている。
しかし、元F1ドライバーのクリスチャン・ダナーは今回のシューマッハのミスについて、『SID通信』に次のような厳しい意見を述べている。
「われわれも人間だからミスはするものだ。だが、F1ドライバーならそのようなミスは絶対犯してはならないよ」
「もし若いドライバーがこのようなミスをしたなら、まだF1でレースをする準備ができていないと言われるところだ」