フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、ハンガロリンクで行われるハンガリーGP(7月29日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q:ポール、シーズンの折り返し地点までやってきました。これまでの10戦をどのように振り返りますか?
ディ・レスタ:チームとして今年の出足には満足しなくちゃいけないね。いくつか力強いレースもしたし、去年の同時期と比べて多くのポイントも獲得している。僕たちのクルマは、パフォーマンスの面で最も一貫性のあるものに仕上がっているみたいだね。それに、僕たちは以前からシーズンが進むにつれて力を増してゆくチームだと思う。まだ10レース残っているし、たくさんのポイントを獲ることができる。選手権の道のりもまだまだ長いしね。
Q:過去のハンガリーでのレースで、何か思い出はありますか?
ディ・レスタ:去年はそこで素晴らしいレースをすることができて、夏休みに入る前のレースを7位でゴールしたんだ。その前の数戦は思うようにいっていなかったから、シーズン前半戦を締めくくるには最高の形だったよ。ハンガリーでの成績がシーズン序盤の不運の穴埋めに役立ったね。
Q:ハンガロリンクでのレースの挑みどころを教えて下さい。
ディ・レスタ:短いサーキットだけど、肉体的にも精神的にも多くを求められる。レイアウト的には公道サーキットに似ていると思う。そして、各コーナーが連続して続いているような感じだから、いいリズムを見つける必要があるんだ。距離が短くて曲がりくねったサーキット特性だから、追い抜きは滅多にない。だから、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)の効果を試すにはうってつけだね。