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ロメ・グロジャン「二度とミスをしないために準備」

2012年07月27日(金)1:51 am

ロータスのロメ・グロジャンが、ハンガロリンクで開催されるハンガリーGP(7月29日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:今週末のハンガリーGPで良い結果を出すためにポイントとなることは何ですか?

グロジャン:いつもと同じさ。まず、予選で良いパフォーマンスをする必要がある。うれしいことに、いくつかのアップデートがあるんだ。だからこれまでよりもマシンが改善されること間違いなしだね。コンディション面では、暑くてカラッと晴れたレースになるだろうから、僕たちのクルマに向いていると思う。最近の寒い雨のレースよりずっといいよ! 

グロジャン:ハンガロリンクはとても好きなサーキットだし、過去にいい思い出のある場所さ。今週末のレースでは、このサーキットで得たこれまでの経験をいかせると思う。フリー走行から決勝まで、すべてのセッションがドライコンディションの下で行われれば、一貫して準備できるから助かるね。

Q:ホッケンハイムリンクでのドイツGPでは、何が起こったのですか?

グロジャン:とても難しい週末だった。特に予選と決勝がね。予選ではペースをつかむことができず、いまもその原因を突き止めようとしているんだ。僕のクルマは雨のとき運転するのがとても難しいし、予選で最速タイムを出さなきゃいけない場面に限っていつも雨が激しくなった。それに加えて、ギアボックスを交換したから5グリッド降格のペナルティーもあった。

グロジャン:決勝では、スタート直後の1周目はめちゃくちゃで、他のマシンにぶつけられてしまったよ。運が悪かったのかもしれないけど、どちらにしても1周目を改善しないといけない。いいクルマがあるのに、レースが始まって数分で事実上終わってしまうなんてもったいないからね。いま、その改善に取り組んでいるよ。

グロジャン:ドイツではフロントウイングを取り換えなくてはならず、パンクしたタイヤがマシンのフロアを傷つけていたんだ。その後はある程度のペースを保ちながらレースを完走させるのがとても大変だった。何もかもがうまくいかないレースもあるけど、ドイツはまさにそうだった。運が自分に向いてきて、ブダペストではすべてがうまくいくように祈るしかないね。

Q:パンクしたタイヤでレースを走ったことは今までにありましたか?

グロジャン:ないよ。初めての経験だった。僕の体験に付け加えておかなきゃ。どのくらいスピードを出せるのか判断するのがむずかしいし、マシンがどのくらいダメージを負っているのか目では判断がつかない。決していい経験ではなかった。改めて思ったけど、まったく問題を抱えていないクルマって最高だね。

Q:そんな状況でも、万が一ポイントを獲得できるチャンスがあるかもしれないから必死に追い上げました。かなり過酷だったんじゃないですか?

グロジャン:とてもきつかった。マシンがダメージを負った場合はいつもそうなんだけど、クルマをうまくコントロールできなくなる。もう二度と同じような思いはしたくない。クルマはバランスを失って、挙動が予測不能だった。クルマに起こってほしくないことがすべて起きていた感じだったよ。

Q:ハンガロリンクで何か思い出はありますか?

グロジャン:2008年にGP2(F1の下位カテゴリー)シリーズで初めてポールポジションを獲得したのがハンガロリンクだった。去年は(GP2で)優勝と3位だった。前向きな気持ちでハンガリーに乗り込めるよ。

Q:シーズンの前半が終わって、いまどんな気持ちですか?

グロジャン:前半戦の戦いは簡単なものではなかった。いい結果も悪い結果もあった。先週のドイツは最悪のレースだったしね。だからもう二度とミスをしないために準備をして、分析をし、研究しないと。トラブルに巻き込まれないように距離を置いて、予選を改善する。これがポイントだね。そしてそこから前進するのみだよ。

Q:ハンガリーGP終了後の8月は夏休みですが、何か計画はありますか?

グロジャン:(6月に結婚したから)ハネムーンにいくよ。特別な休みになりそうだね。ハンガリーGPで表彰台に上ってハネムーンのいい手土産にできるようがんばるよ。

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