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ミハエル・シューマッハとピレリのあいだに不穏な空気

2012年07月26日(木)2:16 am

ピレリが今季供給しているタイヤは「まともじゃない」と言うミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)の発言に、ピレリが反発している。

7度のF1タイトルを経験したシューマッハはドイツGPの直前、複数のタイヤメーカーによる技術競争「タイヤ戦争」を戻せと、次のように話していた。「なぜかって? そうすれば、もっとマシなタイヤを履けるだろ」

これに反発するのはピレリのモータースポーツ部門責任者、ポール・ヘンベリーだ。「彼がそんなことを言うのは、タイヤ戦争時代に随分おいしい思いをしたからさ」

引退前に上げた数々の栄光は、フェラーリとブリヂストンの密接な関係によるところが大きかった。そのようにヘンベリーは言いたげだ。

ヘンベリーは、『Autosprint(オートスプリント)』に対し次のように話す。「われわれは規則に従っているに過ぎない。ましてや、その規則はシューマッハ氏やピレリが作ったものではないよ」

『Autosprint(オートスプリント)』は、ヘンベリーとシューマッハは「不仲」にあると伝えている。

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