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小林可夢偉、自己最高位更新の4位に。ベッテルが降格

セバスチャン・ベッテル（レッドブル）がF1ドイツGP終了後、20秒加算のペナルティーを受けた。これにより、2位でゴールしたベッテルは5位に降格。ジェンソン・バトン（マクラーレン）が2位へ、キミ・ライコネン（ロータス）が3位に繰り上がった。また、小林可夢偉（ザウバー）が4位へ繰り上がり、自己最高位を更新した。

レース終盤にベッテルは、ヘアピンでバトンを抜いていた。しかしその際、ヘアピンの立ち上がりで両者が横並びの状態になると、ベッテルはコース外の舗装された部分を走りながらバトンを抜いた。レース後にベッテルは各メディアの取材に、接触を避け、バトンにスペースを残すためコース外を走行したと語っている。

しかし、競技委員はコース外を走行することでアドバンテージを得たと判断。ベッテルにピットレーンを通過するドライブスルーのペナルティーを科すことに決めた。なお、ペナルティー決定がレース後であったため、ドライブスルーの代わりにベッテルへ20秒加算というペナルティーになった。

これにより、3位でゴールしたバトンが2位に、4位でゴールしたライコネンが3位に繰り上がり、可夢偉は自己最高位更新となる4位へ繰り上がった。ベッテルは5位へ繰り下がっている。

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