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セバスチャン・ベッテル「競技委員の裁定は尊重しないとね」

2012年07月23日(月)6:57 am

レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、ホッケンハイムリンクで開催されたドイツGP決勝を2番手からスタートし、2位でゴールした。しかし、レース終盤にマクラーレンのジェンソン・バトンを追い抜く際にコース外にはみ出していたことでレース後に20秒が加算されるペナルティーが下され、これによって正式順位は5位となっている。

セバスチャン・ベッテル
「今日はかなりいいレースができたよ。フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)に迫ったときには十分な速さがなかったし、素早いピット作業でジェンソン(バトン/マクラーレン)に抜かれて順位を失ったりしたことはあったもののね。その2、3周前にはルイス(ハミルトン/マクラーレン)が周回遅れなのに僕を追い抜いていったことでいくらかタイムを失ってしまったよ」

「レースの終盤、ジェンソンのタイヤが摩耗しきっていて、それでまた差をつめることができた。そのときは、どこで抜くかというより、いつ抜くかという問題だったよ。そして彼を追い抜こうとした。彼もまたブレーキを遅らせて内側に入ってきた。僕はそのとき彼がどこにいるのかはっきりわからなかったんだ。そのときは彼が見えていなかったからね」

「だから、十分なスペースを空けようとして滑りやすい塗装が施されたラインを越えたんだけど、僕はそのまま彼の前にとどまることができたので追い抜いたんだ。僕はクラッシュを避けるために彼に十分なスペースを与えようとしただけさ。彼には敬意を持っているし、無理やり彼の前に割り込んだりはしたくなかったからね」

「母国のレースで表彰台に上れたのはうれしかったけれど、競技委員の裁定は尊重しないとね」

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