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ジェンソン・バトン「F1史上最速のピットストップだったらしい」

2012年07月23日(月)7:01 am

マクラーレンのジェンソン・バトンは、ホッケンハイムリンクで行われたドイツGP決勝を6番手からスタートし、3位になった。しかしレース終了後、2位でゴールしたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に20秒加算のペナルティーが科されたため、バトンは2位に繰り上がった。

ジェンソン・バトン
「とてもいいレースだったし、コース上で楽しめたよ。スタートが成功して、ニコ(ヒュルケンベルグ/フォース・インディア)とミハエル(シューマッハ/メルセデスAMG)に対してうまくしかけることができた。レース中はずっといいペースで走れて満足している」

「セバスチャンが僕を(コースのアウト側から)追い抜いた場面は、はっきりしている。ルールには、コースの外からアドバンテージ(この場合“追い抜き行為”にあたる)を得てはいけないって明記されてある。僕のリアタイヤのダメージがひどかったから、レース終了間際まで我慢していれば、彼にもっといいチャンスが訪れたのにね」

「というのも、フェルナンド(アロンソ/フェラーリ、優勝)に追い付くためにかなり限界までクルマを追い込んで走っていたから、最後のほうはタイヤが厳しくてね。チェッカーフラッグを受ける前の最後の2周なんて、ほとんどタイヤにゴムが残っていないような状態で走っていたよ」

「今日のレースで2つの収穫があった。まず、スピード。追い抜くのは非常に難しいとわかったけど、フェラーリやレッドブルとスピードで引けを取っていなかった。僕たちの改良がうまく機能している証拠だと思う。予選の走りを解決できれば、優勝争いに加われるはず。今シーズンの残りのレースで勝てるチャンスが大いにあると思う」

「そして、2つ目はピットストップ作業の改善。これまで、僕たちのピットストップに関してあまりいい話を聞かなかったけど、今日ピットクルーたちは信じられないくらい素晴らしい仕事をしてくれた。僕の最速のピットストップは2.31秒だった。瞬きするのと同じくらいの素早さだよ。どうやらF1史上、最速だったらしいね。見事に最高のストップを実現してくれた。日頃の努力が実を結び始めてきたようだね」

「今から来週末のハンガリーが待ち遠しい。僕にとって特別な場所だし、また素晴らしいレースができる自信がついた気がする」

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