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ペドロ・デ・ラ・ロサ「初めてマルシャに勝てて、本当にうれしい」

HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、ホッケンハイムリンクで行われたドイツGP決勝を23番手からスタートし、21位になった。

ペドロ・デ・ラ・ロサ
「今日のレースはとても楽しかった。すべてがうまく行って、いいリズムを保つことができたし、タイヤに何の問題も起きなかった。コース上で繰り広げた自分の戦いぶりに一番満足しているよ。スタートしてからレース中ずっとティモ・グロック（マルシャ）を追いかけていた。レース終了間際にグロックのタイヤがすっかり摩耗しきっているのが見えて、すかさず追い抜いた。それも、彼がまったく予期していなかった場所でね。僕たちがマルシャに勝ったのも、コース上で彼らを追い抜いたのも今日が初めてだったから、本当にうれしいよ」

「レースの早い段階で青旗（周回遅れとなるクルマに対し、道を譲るよう指示するために振られる旗）が振られ始めたから、簡単なレースではなかった。最初の青旗を見ると、この先もたくさんの青旗が自分に対して振られるのかと思って精神的にガクンとくるもんさ。それからは道を譲りつつ、自分のペースを守りながら走っていた。走行ラインから外れて道を譲るとき、コース上のタイヤのカスがすごいからタイヤがあまり汚れないように気をつけながらね。今日はうまくいったと思うよ。このレベルを維持しながら、次戦のハンガリーGP（29日決勝）でもっと上を目指したいね」