テスト中の事故でケガを負ったマルシャのテストドライバー、マリア・デ・ビロタが、ファンに手書きで感謝のメッセージを送った。
女性ドライバーのデ・ビロタは、今月上旬にイギリスで行われたマルシャのF1テストに参加。ピットへ戻るため低速で走行していたところ、なぜかクルマが急加速し、コースわきに駐車していたマシン運搬用のトラックに激突した。この事故でデ・ビロタは右目を失明するなどの重傷を負った。
今回のファンへ向けた短い感謝メッセージはスペイン語で書かれており、スペインのスポーツ紙で発表された。デ・ビロタは、イギリスの病院に17日間入院していたが、ようやくスペインに帰国し、このメッセージを発表した。
『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』紙は、デ・ビロタが飛行機で帰国してすぐにマドリッドの病院で検査を受けたと伝えている。
「マリアは刻々と良くなっており、この調子で回復すれば来週にも帰宅できるのではないかと期待している」と父親で元F1ドライバーのエミリオ・デ・ビロタは語ったという。
画像は、『elmundo.es』が掲載したデ・ビロタの手書きメッセージ。