ロータスのキミ・ライコネンは、ホッケンハイムリンクで開催されたドイツGP決勝を10番手からスタートし、4位になった。しかし、レース後に2位ゴールのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が20秒加算ペナルティーを受けたため、ライコネンは3位に繰り上がった。
ライコネン
「スタートの順位を考えると、今日はできる限りのことをやったよ。スタートは悪くなかったけど、その後ルイス(マクラーレン)が僕の目の前でトラブルを抱えたみたいで、彼に追突するのを避けるために減速せざるを得なくなったんだ。それでポール(ディ・レスタ/フォース・インディア)にDRSゾーン(空気抵抗低減システム/可変リアウイングを使える区間)で追い抜かれてしまった。そこからは大きな丘を登らなくちゃいけなくて、抜き返すのが困難だったね」
「もし昨日の雨の予選でもう少しペースを上げることができたら、多分上位からスタートすることができて、先頭集団を攻めることができたかもしれないけど、これが現実さ。もちろん、ここではもう少しいい結果を望んでいたよ。だけど、クルマはレースを通じてよく機能していたし、上々のポイントをチームに持ち帰ることができた。だから、次のレースに向けて前向きになれる材料はいくつかあったよ」
※ベッテルのペナルティー決定前のコメントです。