トロ・ロッソのダニエル・リチャルドは、ホッケンハイムリンクで行われたドイツGPフリー走行3回目で、25周を周回してベストタイムは1分17秒238で14番手。予選では、1分39秒789で11番手になった。
ダニエル・リチャルド
「パフォーマンスには満足している。11番手は僕たちにとってとてもいい順位。あと一歩でQ3に進めたわけだからね。もちろんトップ10に入れなかったことには少しがっかりしているよ。でも、明日に向けていい位置を確保できたと言えるんじゃないかな。予報では明日の天気は晴れみたいだけど、なんとか1ポイントでも獲得できるようにがんばるよ」
「実は、走っているときにあることを発見したおかげで、速いタイムにつながったんだ。それは、インターミディエイトタイヤ(路面の水量が少ないとき向け雨用タイヤ)で走っていた時のことで、路面の水が多いほどタイヤのグリップがあることに気づいたのさ。だから、僕の最速タイムは(雨が強まった)Q2の最後のほうで出たんだ」
「コースのコンディションも変化していたから、ラップごとに各コーナーでどのラインをとったらベストタイムにつながるか、試行錯誤した結果でもあるけどね。とても難しいセッションだったけど、予選を楽しむことができた」