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ニコ・ヒュルケンベルグ「コース上ではほとんどグリップしなかった」

フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは、ホッケンハイムリンクで開催されたドイツGPフリー走行3回目では26周を周回し、ベストタイムは1分17秒033で12番手。予選では1分43秒501を記録して5番手となった。

ニコ・ヒュルケンベルグ
「予選でうまくいったときはいつもそうだけど、今回は母国レースだからいっそう興奮しているよ。今日の予選は全部のことが少しずつあるようなセッションだった。スリック（溝なしのドライタイヤ）、インターミディエイト（路面の水量が少な目のとき向け雨用タイヤ）そしてウエット（水量が多いとき向け雨用タイヤ）のすべてで走ったんだからね」

「いちばん難しいコンディションだったのはQ3のときだと思うよ。アウトラップ（ピットからコースに出たときの周回）のときにアクアプレーニング（タイヤと路面の間に水の膜ができることでグリップを失う状態）が起きてコースをはずれてグラベル（コース脇の小石が敷き詰められたエリア）に入ってしまったよ。運よく走り続けることができたけど、コース上ではほとんどグリップしなかった」

「上位からレースをスタートできるときは、当然ながら上位でゴールしたいと思うものだし、いい結果が残せることを期待している。明日は多分ドライコンディションになるだろうし、後ろには速いクルマがたくさんいるから、戦略がうまく働くように慎重に考える必要がある」