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ヘイキ・コバライネン「今週末は素晴らしいものになる」

22日（日）に決勝を迎えるホッケンハイムリンクでのドイツGPに向け、ケーターハムのヘイキ・コバライネンが意気込みを語った。

ヘイキ・コバライネン
「次のレースはホッケンハイム、僕にとって100戦目のグランプリだ。記念になるし、素敵なチームのみんな、そしてパドックの友人たちとこの機会を一緒に祝えてうれしいよ」

「コースについては、シルバーストン（前戦イギリスGP）と比べて低速のサーキットにまた戻ることになるけれど、ここはアクセルを全開にしている時間が長いコースでもあるんだ。ホッケンハイムはF1のコースの中で一番アクセル全開の時間が長いサーキットだった時期もあるんだよ。ただ、低速コーナーで必要な加速力と、ターン6で追い抜きのチャンスをものにするための最高速、そのバランスがとれたクルマが必要なんだ」

「できるだけ長い時間コースに出てシルバーストンから使い始めた新しいパッケージを研究することも大事なんだ。シルバーストンでは路面が乾いた状態で走った時間が短すぎて、思ったほどの効果を引き出せていないのは確かだからね。だから、20日（金）が晴れてセットアップを煮詰めて、そこに確かにあるはずの速さを発揮できるといいね」

「天気がどうなっても、今週末は素晴らしいものになるよ。ドイツのファンは世界中のどのファンと比べてもそん色ない情熱を持っているし、どこへ行ってもいつも素晴らしい雰囲気に包まれているんだ。マクラーレンで走っていたころに、メルセデスの応援席で僕の名前が書かれたボードを掲げているファンを見たんだ。クールだったね。今年、彼らが掲げるのはほかのドライバーの名前だろうけれど、いつ行ってもあたたかい歓迎をしてくれるよ」