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マルシャ、マリア・デ・ビロタ車のトラブルを否定

2012年07月19日(木)13:00 pm

マルシャのテストドライバーを務めるマリア・デ・ビロタがテスト中の事故に見舞われてから2週間が経過したが、いまだ解明されていない事故原因はクルマではないとマルシャは主張している。

女性ドライバーのデ・ビロタは、頭部と顔面に大ケガを負って今もイギリスのケンブリッジにある病院で治療を受けている。そんな中、デ・ビロタの右目から光を奪ったこの事故に関するする「詳細な調査」が完了したとマルシャが明かした。

デ・ビロタがクラッシュしたのは、ダックスフォードの飛行場を使った直線での空力テスト中だった。マルシャの2012年型車が急加速し、運搬用トラックの車両積載用スロープに激突したのだ。

マルシャのチーム代表を務めるジョン・ブースは16日(月)に、チームは「内部調査の結果から、クルマが事故の原因ではないと分かって満足」だと話した。

つまりブースは、事故の原因はクルマではなくドライバーのミスだと暗に語っているのだ。

その一方で、報道陣向けの声明の中でマルシャは、デ・ビロタがマルシャのクルマに乗ったのは初めてだったが、今回はデ・ビロタにとって4回目のF1走行だったと明かしている。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、「F1のクルマは高速で走るよりも低速で走るほうが難しいときもある」とのマルシャ関係者の談話を伝えた。

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