フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、ホッケンハイムリンクで開催されるドイツGP(22日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q:ポール、ホームレースだったシルバーストン(前戦イギリスGP)はすぐに終わってしまいました(スタート直後に接触し、2周目でリタイア)。振り返ってどうですか?
ディ・レスタ:あんなに早くレースが終わってしまって残念だった。でも悔やんでもしょうがないこと。土曜日(7日)に試したドライ用のセットアップで果敢に攻める作戦をとったから、いいレースになるはずだったし、ポイントを獲得できていたかもしれない。グロジャン(ロメ・グロジャン/ロータス)との接触はほんのわずかなもので、レース中に起きた出来事の1つにすぎなかった。でも接触でタイヤが切れて、チャンスを完全に断たれてしまった。
Q:レーシングキャリアの多くをドイツで過ごしていますね。ホッケンハイムに対して思い入れはありますか?
ディ・レスタ:DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のころからサーキットについてよく知っているよ。F1でレースできるのをとても楽しみにしている。腕が試されるコーナーがいくつかあるおもしろいコースで、追い抜きに向いている。特にターン6の低速ヘアピンがね。
ディ・レスタ:僕が一番好きなのは、スタジアムセクション。観客のエネルギーを肌で感じられるんだ。スタートとフィニッシュ地点に向かって最後に右カーブが2つ続くところも独特で難しい。このサーキットで多くの経験を積んでいれば、ここのコーナーでほんの少しタイムを稼げると思う。