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メルセデスAMG、なおもミハエル・シューマッハ残留に前向き

2012年07月14日(土)9:47 am

2010年のF1復帰から3年目を迎える2012年シーズン末にメルセデスAMGとの契約が切れるミハエル・シューマッハ。かつての速さを取り戻しつつあるF1の7冠王者との契約更新を、チーム代表ロス・ブラウンは当然だと考えている。

シューマッハの後任候補に挙がっているのは、フォース・インディアのポール・ディ・レスタだ。ディ・レスタは2007年からの4年間、メルセデスからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦し、2010年にタイトルを獲得、2011年シーズンからはメルセデスエンジンを積むフォース・インディアのドライバーとしてF1で戦っている。今季9戦を終えてドライバーズランキングで、27ポイントを獲得し11位のディ・レスタを4ポイント差で追っているのが12位のシューマッハだ。

メルセデスAMGとシューマッハの契約には、シューマッハ側が「一方的に」2013年シーズンの契約更新を決められる内容が盛り込まれているとみられる。シューマッハがシーズン終盤に引退の決意を固めた場合、後任ドライバーの決定に困難が生じるため、このところチームはシューマッハに決断を促すような発言を繰り返している。

ブラウンは「われわれはできる限り、さらにやれる限りシューマッハに注力している。そのうち何らかの結論に達するだろう」と話し、『The Independent(インディペンデント)』紙に次のように語っている。

「(契約更新について)話し合っていないが、シューマッハは(仕事を)楽しんでいるし、楽しいのであれば、何か(契約更新に)問題があるのか?」

「いつか必ず“さあ、話し合おう”というタイミングが来る。こういったことは、時間がかかるときもあるからね」とブラウンは締めくくった。

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