ポール・ディ・レスタ(フォースインディア)に、F1のライバルであるジェンソン・バトン(マクラーレン)が手掛けるスポーツマネジメント会社とのつながりが浮上している。
ディ・レスタは先週、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)の父親で自身のマネジャーを務めていたアンソニー・ハミルトンとの契約を解消したことを認めた。
『grandprix.com』によると、ディ・レスタは現在、ルイスのチームメートであるバトンのマネジャーを務めるリチャード・ゴッダードから非公式にアドバイスを受けているという。また、ゴッダード側もディ・レスタに助言をしていることを認めてはいるものの、報酬は受け取っておらず、両者間に契約は交わされていないとしている。
バトンは昨年、ゴッダードらとロンドンに設立した新しいマネジメント会社であるスポーツパートナーシップがライバルのF1ドライバーと契約することもありうる、と語っていた。こういった点からみてもこのニュースは興味深い。
「その通り」とゴッダードは昨年末言っている。「もちろん、ジェンソン(バトン)は直接的なライバルとビジネス関係になりたいとは思わないだろう。でも若手となら喜んで仕事をすると思う。F1に来たばかりのドライバーやその可能性を秘めている者とならね」とゴッダードは語った。