F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は、7月3日(火)に発生した事故で大けがを負ったマルシャのテストドライバー、マリア・デ・ビロタが事故の際にかぶっていたヘルメットを検証することを予定している。
デ・ビロタは、現在では集中治療室から出て、家族と会話ができるほどに回復しているものの、事故の際停車していたトラックの積載装置に衝突したことにより右目を失明した。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、その事故がマルシャのプライベートテスト中に起こったものであるため、FIAが公式に調査や報告書の作成をすることはないだろうと報じている。
だが、ジャン・トッド会長率いるFIAはこの事故に興味を示しているようだ。FIAのチャーリー・ホワイティング(F1レース委員長)は次のように語っている。
「われわれはヘルメットを検証し、正確に何が問題だったのかをつきとめたいと考えている」
画像はBBC Cambridgeshireのツイッターより。