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マリア・デ・ビロタ、今週末にもスペインへ帰国か

F1テスト中の事故で重傷を負ったマリア・デ・ビロタが、入院しているイギリスの病院からスペインへ今週末にも帰国できるかもしれないとドイツの『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』誌が報じた。

マルシャの女性テストドライバーであるデ・ビロタは3日（火）、イギリスのダックスフォード飛行場でのテスト中にコース脇のマシン運搬用トラックに衝突、頭部と顔面に重いケガを負って、右目を失明している。

9日（月）にデ・ビロタの妹イザベルは、マリアが集中治療室を出たと話した。またマルシャのチーム代表ジョン・ブースも、デ・ビロタが人工的なこん睡状態を脱し、家族と話すことができるようになったことを明かしている。

『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』誌は、「失明した右目を除いて、（ほかの）後遺症はない可能性が高い」と伝えている。

デ・ビロタはすでに2回手術を受けているが、『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』誌は「今後、合併症が出なければ、デ・ビロタは今週末にスペインへ帰国できるかもしれない」と報じた。