言い訳することも飾り立てることもせず、キミ・ライコネン(ロータス)はいつものように無愛想に自身の2012年の予選結果を分析してみせた。
7日(土)に行われたイギリスGPの雨の予選まで、ライコネンは今年1度しかチームメートのロメ・グロジャンを予選で上回っていない。
フィンランドのテレビ局『MTV3』が、グロジャンに対して6-2(第8戦ヨーロッパGP終了時点)で負けていることについて分析を求められ次のように語った。
「答えはいたって単純さ。彼は僕より速かった」
ただしレース結果では、イギリスGP終了時点で、ライコネンはグロジャンに22ポイントも差をつけている。
しかし、予選での対戦成績は2007年の世界チャンピオンとしては悔しいようで、ライコネンはこう語った。
「もちろん、いつももっと前に行こうとしているよ。でも自分が思っている通りにはいかなかったのさ」と悔しさをにじませた。