ケーターハムのビタリー・ペトロフは、シルバーストン・サーキットで行われたイギリスGP決勝を18番手からスタートするはずであったが、レース直前にピットレーンからグリッドへ向かう際、エンジントラブルに見舞われ、レースをスタートすることができなかった。
ビタリー・ペトロフ
「本当にがっかりしている。スタート地点に立つことなくレースを終えるなんて。ピットレーンを出てスタート地点に向かっているとき、エンジンに問題が発生してコース脇にクルマをとめなければならなかった。ちょうどピットレーンへ続く入り口の前だったから、ピットクルーがクルマを押しながらガレージへ戻ったけど、直せないとすぐに分かって万事休すさ」
「こういったことはレースでしばしば起こるから、ふり返るようなことでもないよ。(ケーターハムにエンジンを供給している)ルノー・スポールF1が問題を調べると思う。彼らは、同じ報告書を二度と見ることがないよう、よくやってくれているはずだよ」
「今日問題が起こったとはいえ、とても前向きな週末だった。すべてのセッションでクルマのパフォーマンスはよかったし、エンジニアやメカニックたちがセットアップを改善するために一生懸命協力してくれたことも本当にうれしかった。クルマに施した改良をあまり試せなかったけれど、限られた周回数の中でもクルマのダウンフォースをきつくした成果がすぐに見てとれた。もっと多くの時間をコース上で費やしたら最適なセットアップを見つけることができると思うし、次のレースにいかせると思う」