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ティモ・グロック「大変な1週間を送ってきたチームを元気づけたかった」

マルシャのティモ・グロックは、シルバーストン・サーキットで行われたイギリスGPフリー走行3回目で、18周を周回してベストタイムは1分36秒605で21番手。予選では、1分51秒618で21番手になった。

ティモ・グロック
「予選は本当に悔しい終わり方になってしまった。すごく期待が持てる感じで、そうなっていたら、大変な1週間（※）を送ってきたチームを元気づけることもできたのにね」

「2回目の走行の最終周はすごく良くて、“すごい、Q2に行けるかもしれないぞ”と思ったんだ。それからハンガーストレートに来たところで、あの激しい雨が降っているのが目の前に見えた。最後のセクターはすごいウエットになっていたんだ。ちょっと前は完全にドライだったのにだよ。“信じられない。これじゃあすべてを失ってしまう”と思ったよ」

「最後のコーナー2つはまったくグリップがなくて、差を縮めるために攻めていたペースを続けることは不可能だった。それで結局、いつもの順位で終わってしまったんだ」

「チームのことを思ってがっかりしているよ。でも、いい面を見れば、今日はびっくりするような結果を出す可能性もあったんだ。そのくらいクルマはいい感じだった。この結果を受け入れなきゃいけない。そして、希望を持って明日に臨むよ。この天気が僕たちにどう働くか、見てみよう」

※マルシャのテストドライバーであるマリア・デ・ビロタが3日（火）に行われたテスト中にクラッシュ。右目を失うなどの重傷を負い、現在も病院で治療を受けている。