ロータスのオーナー企業であるジェニイ・キャピタルが、F1に続いてサッカー界への出資を検討している。
『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』は、ジェラルド・ロペスとエリック・ルクスが所有するジェニイ・キャピタルは、ヨーロッパの2部リーグに属する5つのクラブ、さらには選手マネジメント会社、育成機関、版権管理会社などに5億ユーロ(約490億円)を投資すると報じた。
この報道についてロペスは、「(有名サッカークラブは)投資対象としてリスクが高く、立て直しも難しい。われわれが狙うのは、上昇志向が強く巨額の負債を抱えているクラブではなく、粗利益4,000万ユーロ(約39億1,500万円)程度のクラブだ」と語っている。
ロータスは昨年大きな損失を出したばかりか、タイトルスポンサーだったグループ・ロータスも撤退したが、この状況を脱却する日は近いとロペスは話している。