ロータスのロメ・グロジャンは、シルバーストン・サーキットで開催されたイギリスGPフリー走行3回目で25周を走行し、ベストタイムは1分32秒358で3番手。予選では最終セッションのQ3へ進出を果たしたものの、Q2セッション終了間際にスピンを喫してクルマをストップさせてしまい、Q3ではタイムを記録することができず、結局10番手になった。
ロメ・グロジャン
「悔しいし、速いクルマになっていただけに、チームには本当に申し訳ないと思っている。でも、時にはミスもするものだよ。あの周回はその前の周回とそれほど違っていたわけじゃないんだけれど、コースを外れてしまい、クルマが後ろ向きにグラベル(小石が敷き詰められたエリア)へ突っ込んでしまい、身動きがとれなくなってしまったんだ。すごく滑りやすかった」
「もっといい結果が残せたはずだけど、明日は順位を上げて何ポイントか獲得できるようにベストを尽くすよ。長いレースになるだろうし、コンディションが変わることを考えればスタートポジションはそれほど大きな意味を持たないからね。それに、Q3で走れなかったということは、新品のインターミディエイト(路面の水量が少ないとき用のレインタイヤ)を1セット温存できたというメリットもある。明日はどうなるか楽しみだね」