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ミハエル・シューマッハ、数週間以内の去就決定を否定

2012年07月07日(土)12:42 pm

ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が、6週間以内に2013年以降の計画を決定するとの報道を否定した。

今週前半には、メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンが、来年以降のシューマッハの去就は「この夏に」決めると語っていた。

しかしその後、2012年シーズン終了後の契約延長に決定権を持っているのはチーム側ではなく、7冠王者のシューマッハ側であると報じられていた。

5日(木)にイギリスGPの舞台シルバーストン・サーキットに姿を見せたシューマッハは、自身の去就が6週間以内に決着がつくとの報道をきっぱりと否定した。

「10月よりも早い時期に、僕のほうから何らかの決定を下すことはない」とのシューマッハの言葉を『DPA通信』が伝えた。

ブラウンとシューマッハ、両当事者の言い分が食い違ったためか、ブラウンは発言を取り消すような発言をしており、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語っている。

「われわれはシューマッハに焦点を合わせている。(シューマッハの将来の)決定に期限はない。しかし、正しい決断でなければならない」

シューマッハの残留を望んでいると言われるブラウンは、その報道を裏付けるかのように2013年以降のシューマッハの活躍を予見している。

「技術的な部分が欠けていたら、次はいいドライバーを見つけなければならない。商業的な側面は二の次だよ」

「分別のあるドライバーならば誰でも勝利には速いクルマが必要だと知っている」

シューマッハの復帰以来ずっとチームメートとして戦ってきたニコ・ロズベルグもまた、シューマッハの現役続行、そしてチーム残留を希望している。

シューマッハとチームの契約更新についてロズベルグは、「そうだね、そうなったらとてもうれしいね」と『Die Welt(ディー・ヴェルト)』に語った。

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