ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)は、F1でより上位のチームへと移籍することに野心を燃やしていると認めた。
しかし、2013年に向けたドライバー市場の動きをめぐる“シリー・シーズン(移籍関連の憶測記事などが多くなる時期)”は、ディ・レスタにとって予期せぬ方へと向かうかもしれない。というのも、これまでディ・レスタのマネジャーを務めていたアンソニー・ハミルトンとの関係を解消したという報道があったからだ。
「言われるべきことは、もう全部言われていると思う。ご存知の通り、僕たちはもう一緒に仕事をしていない」と5日(木)、ディ・レスタはシルバーストンでマネジャーとの決別を認めた。
しかし、この一件で2013年に向けて、トップチームの繋がりが台無しになることはないと否定した。
「まあ結果的に僕にとっては意義のある結論だし、それで僕が前に進むことができるんだ」とディ・レスタは語ったが、これ以上はマネジャーとの決別についての話には答えなかった。
『Independent(インデペンデント)』紙によると、ディ・レスタはメルセデスAMGやマクラーレン、それにもしかしたらフェラーリといったトップチームと秘密裏に話し合いを進めているといううわさに関して話したがっているという。
「全然気に障らないよ。ある意味、盛り上がるよね。それに僕がF1で勝ちたいって思っているのは秘密でもなんでもない」と主張し、「現状には満足しているけど、僕はもっと上を目指したいから貪欲なんだ」と野心をむき出しにしていた。