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ポール・ディ・レスタ、ハミルトン父との決別を認める

ポール・ディ・レスタ（フォース・インディア）が、これまでマネジャーを務めていたアンソニー・ハミルトンとの契約を解除したとスポークスマンが認めた。

イギリス紙『Telegraph（テレグラフ）』によると、理由は不明確なものの、両者はすでに「数週間前」に決別していたという。現在のところ、アンソニー・ハミルトンは息子ルイス（マクラーレン）のマネジメントの座からも退いている状態だ。

ミハエル・シューマッハ（メルセデスAMG）が引退した場合、その後任として来年からのメルセデスAMG入りがうわさされているディ・レスタ。スコットランド紙『Scotsman（スコッツマン）』とイギリス紙『Sun（サン）』に対してディ・レスタのスポークスマンは、アンソニーとの契約解除に関する事実を認めたものの、その理由については明らかにしていない。

この件に関して、アンソニーはコメントを控えている。

ただ『Scotsman（スコッツマン）』によると、ディ・レスタとアンソニーの双方とも、契約解除の公式発表は行わないようだ。

以前はF1ドライバーとして活躍し、現在はイギリスのテレビ局でコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルは、ディ・レスタの輝かしい未来を予想している。

「将来的に、ポールがいくつかの有力チームのドライバー候補に挙げられることは間違いない。彼が才能にあふれていることは、今更言及するまでもないだろう」

「F1チャンピオンになれるかどうかは、また別問題だけれどね」とブランドルは話している。