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マリア・デ・ビロタのクラッシュ、目撃者が当時の状況を語る

2012年07月04日(水)0:20 am

マルシャのテスト走行を担当した女性ドライバー、マリア・デ・ビロタがクラッシュした際、現場でクラッシュを見ていた目撃者がクラッシュの様子を振り返った。

現場にいた『BBC』のクリス・マンによると、ビロタはまず、クルマのシステムなどが正常に機能しているか確認するため、インストレーションラップと呼ばれる走行へ向かった。

今回は飛行場を使った直線でのテストだったが、ビロタはコースを1周した後、エンジニアが仮設ピットでクルマの状態を確認するため、ピットの方へ戻ってきた。しかし、ピットへ入るために減速したところで、ビロタの乗るクルマが「不可解な」加速をしたとマンは語っている。

そして、ビロタはトラックの後部へ突っ込んだという。トラックへ非常に車高の低いF1マシンが突っ込んだため、ヘルメットの辺りがトラックに衝突したとマンは証言している。また、『BBC』の報道によると、ビロタのクルマは時速40マイル(約65km)ほどでトラックに突っ込んだようだ。

マンは「ヘルメットがかなりの衝撃を受けているように見えた」とのコメントも残している。

各メディアの報道によると、このクラッシュでビロタは10分から15分ほど意識を失い、生命にかかわる重傷を負った。すでにビロタは病院へ搬送され、治療を受けている。

その後、ビロタは意識があり、家族と会話したという未確認情報も出てきたが、容体についての詳細は明らかになっていない。

画像はBBC Cambridgeshireのツイッターより。

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