F1へタイヤを供給するピレリが2日(火)、第11戦ハンガリーGP(29日決勝)までのタイヤコンパウンドを発表した。
第10戦ドイツGP(22日決勝)、ハンガリーGPともに、4種類あるドライタイヤのうち、中間の軟らかさである種類、ソフトとミディアムのドライタイヤが持ち込まれる。ソフトタイヤはタイヤ側面のロゴなどが黄色、ミディアムはロゴなどが白になっている。
ドイツGPは現在、ニュルブルクリンクとホッケンハイムリンクで交互に開催されており、昨年からF1へのタイヤ供給を再開したピレリが、現在のホッケンハイムリンクでF1を戦うのは今年が初めてになる。そのため、下位カテゴリーであるGP3でのデータなどを使って持ち込むタイヤのコンパウンドを決めたという。
また、ハンガリーが行われるハンガロリンクは、非常に曲がりくねったコースになっている。そのため、昨年ピレリはもっとも軟らかい2種類、スーパーソフトとソフトを持ち込んでいた。しかし、今年はハンガリーの暑さを警戒してドイツGPと同じく、ソフトとミディアムが持ち込まれることになった。
決勝では、雨用のタイヤを使用しない限り、供給される2種類のタイヤ両方を使用しなければならない。