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F1ベルギーGP、フランスとの隔年開催が破談になったと認める

2012年07月03日(火)9:55 am

ベルギーGPの主催者が、最近まで話題をまき散らしていたベルギーGPとフランスGPの隔年開催の計画が、もはや破談状態であるという報道が事実であると認めた。

ベルギーGPの開催地スパ・フランコルシャン・サーキットは、ドライバーやチーム関係者、そしてファンの間でも際立った人気を博す有名なサーキットだ。そのスパは、F1カレンダーに復帰すると考えられていたフランスと1年交代でF1を誘致するという話が進められていた。

だが、F1の誘致に前向きな考えを持っていたニコラ・サルコジ前大統領が先のフランス大統領選挙で敗北し、それらの話の進展が鈍くなっていた。

そして先週末、ベルギーとフランスの『Belga(ベルガ)』と『AFP通信』の両報道機関が、スパとポール・リカール(フランスGP開催候補地)での隔年開催の計画は「もはや予定に組み込まれていない」と指摘した。

「フランソワ・オランド氏がフランス大統領選に勝利したことで、事態が一変した」と、このようにベルギーのフランス語紙『L’Echo(レコー)』に語っているのは、スパのプロモーターであるアンドレ・マエだ。

しかし、マエはフランスの新政権が異なる計画を持っていることが「明らかになった」と述べている。

「だから、われわれはエクレストン(バーニー・エクレストン/F1の最高権威者)に(新しい)提案を申し込んだんだ。守秘義務があるからその内容に関しては発言することができない」とマエは語った。

『L’Echo(レコー)』によると、スパは単純にベルギーGPの開催契約期間を2016年まで延長する申し入れを行ったという。ただし、エクレストンが多少なりともレース開催費の減額に同意することが条件となっていると思われる。

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