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フェリペ・マッサに同情を寄せるフェラーリ会長

2012年06月26日(火)11:34 am

フェラーリのフェリペ・マッサは、ヨーロッパGP(24日決勝)を最後尾近い16位で終えたにもかかわらず、チームの力強い後押しを得ているようだ。

今シーズン序盤、マッサは低調な走りで結果を出せず、契約も今年で切れるため、2013年のフェラーリ残留はほぼ不可能だろうと考えられていた。

しかし、モナコGP以降は調子が上向き、ヨーロッパGPでも、優勝したチームメートのフェルナンド・アロンソと予選ではほぼ同タイムを出していたが、決勝は違った。

マッサは、序盤にマシンのリアにダメージを受けてペースが落ち、タイヤ交換した直後にセーフティカーが出て、戦略も台無しになった。さらにレース終盤には、小林可夢偉(ザウバー)と接触して再度ピットインせざるを得なくなっている。

「フェリペが本当に気の毒だよ」とフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロは同情を寄せた。「彼は本当に不運だった」

「うまくいくはずだった。あんなにいろいろなトラブルが起きなければ、きっといい結果を出していたと思う」

チーム代表のステファノ・ドメニカリも、「スタートは素晴らしかったし、非常にいい結果を出せるだけの要素がそろっていた」とマッサをかばった。

では、フェラーリはもう2013年に向けてマッサの後任探しをしていないのだろうか?

「今は契約について話すときじゃない」と言って、モンテゼモーロは答えなかった。

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