HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、バレンシア市街地サーキットで行われたヨーロッパGP決勝を21番手からスタートし、17位となった。
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「実際のところ、僕はこのレースに全身全霊をそそぎ込んで、今はやり尽くして満足しているよ。とても長いレースだったし、中団グループの中で競い合っているままでレース終盤を迎え、僕のタイヤは摩耗してしまったんだ。それからできることは、最後まで頑張り切ることだけだった」
「正直言って、ゴールまで7周の時点で僕のレースは終わっていたかもしれないんだ。タイヤの摩耗がひどいクルマが順位を落としていく、今シーズンではよく見られるサバイバルレースだったけど、厳しいレースになるのは分かっていたことだ」
「一番うれしかったのは、いいリズムを最後まで継続させられたことと、ブレーキをゴールまでいたわれたことだよ。ピック(シャルル・ピック/マルシャ)が後ろにいた時は、もう少し守りの走りをするべきだったのかもしれない。でも、僕はリスクを冒す方を選んだんだ。もしタイヤがもたなくても、文句はなかったし、そうじゃなくても最高だった」
「母国ファンの目の前で、週末を通してうまくやれたから満足しているよ。彼らは最高だった。そしてみんなには、僕たちがどのレースでも戦いに挑み、成長している姿を見てもらうことができたと思う。だから、彼らのサポートには、本当に感謝しているよ」