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ジャン・エリック・ベルニュに厳罰

トロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュは、バレンシア市街地コースで行われたヨーロッパGP決勝を18番手からスタートしたが、26周でリタイアした。レース後、ヘイキ・コバライネン（ケーターハム）との接触についてベルニュには、次戦イギリスGP（7月8日決勝）での10グリッド降格と、25,000ユーロ（約250万円）のペナルティーが科された。

ジャン・エリック・ベルニュ
「完走できなくて本当に残念だ。プライム（ハード側）でスタートして、オプション（ソフト側）タイヤでは速く走れていたし、今シーズン初めてのリタイアだからね」

「ヘイキとの接触のことだけど、僕のほうが前へ出ていると思って、コーナーに入るためにステアリングを切り始めたんだ。そうしたら接触してしまい、彼のフロントウイングが僕のリアタイヤを切り裂いてしまった。そしてフロアにかなりのダメージを負ってしまったんだ。もうリアタイヤを交換することも不可能だったから、それ以上続けることはできなかった。あれは単なるレーシングアクシデントだと思っているよ」