HRTのナレイン・カーティケヤンは、バレンシア市街地サーキットで行われたヨーロッパGP決勝を22番手からスタートし、18位となった。
ナレイン・カーティケヤン
「いいスタートを決めて、それからは順位を守ろうとしていたんだ。最初の15周は厳しい戦いだったけど、僕たちのクルマはストレートですごく良かった。でも、リアタイヤの摩耗がパフォーマンスに影響を出してきたんだ」
「(タイヤ交換のための)ピットストップの後、僕はピック(シャルル・ピック/マルシャ)の後ろになってしまったし、運転することが難しかった。だから、彼に追いつくことができなかったんだよ」
「でも、プライムタイヤ(ハード側)を装着した最後のピットストップ後は良かった。ただ、残念なことにピットレーンを通過するときのスピード違反でドライブスルーペナルティーを科されてしまった。あれさえなければ、さらに上位の順位でレースを終えることができたのかもしれない。でも大事なことは、こんなに難しい状況の中でも、レースを最後まで走り切れたことだよ」