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フェルナンド・アロンソ「この結果は冷水を浴びせられたような感じ」

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、バレンシア市街地コースで行われたヨーロッパGPフリー走行3回目で、15周を周回してベストタイムは1分39秒395で12番手。予選では、1分38秒707で11番手になった。

フェルナンド・アロンソ
「予選でQ3に行けなかったときは、当然とても悲しいし、それを隠してもしょうがない。この結果は冷水を浴びせられたような感じだ。期待は高かったし、クルマの持つ力も増していただけにね。Q2では、トップからたった0.3秒差だった」

「今なら、Q2のときに2回ソフト側タイヤで走っていれば通過できたのにと言うのは簡単だ。でもそうしていたら今ごろ、Q3で2回走るタイヤがなかったと嘆いていたかもしれない。後になって批判するのは簡単だ。でも、予選の2回目のセッションでは、トップ10に入れるだけの速さがなかったんだ。これで、決勝も当然厳しくなった。表彰台には手が届かないし、ハミルトン（ルイス・ハミルトン／マクラーレン）が1列目だから、彼に対して形勢が不利になるのも想像がつく」

「だけど、とても長いレースになるし、今日よりさらに温度が上がるだろうから、みんなタイヤの使い方には慎重になるだろうね。そうなることを祈ろう。コースのきれいな側でスタートできるから、すぐにいくつか順位を上げられると思う。それに、新品のソフト側タイヤが2セット残っているから、それを有効に使うようにやってみるよ。良かったとはとてもじゃないけど言えない午後だったけれど、少なくともその点はちょっと慰めになるね」