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F1第8戦ヨーロッパGPフリー走行2回目、詳細レポート

2012年06月22日(金)23:00 pm

2012年F1第8戦ヨーロッパGPが6月22日(金)、バレンシア市街地サーキット(1周/5.419km)で開幕。現地時間14時(日本時間21時)から90分間、フリー走行2回目が行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。

セッション開始時の天候は曇り、気温25℃、路面温度は34℃。セッション開始と同時に多くのクルマが走行を開始。開始約15分の段階では、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップ。タイムは1分40秒248。1回目のセッション同様、このセッションでもブレーキングでフロントタイヤをロックさせるクルマが多い。

開始約15分、1分40秒248を記録したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップに。この段階でまだタイム計測を行っていないのはティモ・グロック(マルシャ)のみ。また、トップのアロンソから13番手のセルジオ・ペレス(ザウバー)までが1秒以内におさまる接戦になっている。

開始約25分、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が自身のタイムを更新して1分40秒169を記録。これでシューマッハがトップに浮上した。一方、ビタリー・ペトロフ(ケーターハム)がソフト側のでの走行を開始。また、ジェンソン・バトン(マクラーレン)もソフト側のタイヤを投入。バトンは自身のタイムを約コンマ6秒更新する1分39秒990を記録して首位に立った。しかしその直後、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がハード側のタイヤで1分39秒926を記録し、バトンのトップタイムを更新した。

開始約40分、アロンソがソフト側のタイヤで自身のタイムを約コンマ5秒更新。1分39秒733を記録したアロンソがトップになった。また、ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)が14コーナーで曲がりきれずにタイヤバリアへクラッシュ。左フロントのサスペンションが完全に壊れている状態で、デ・ラ・ロサはそのままクルマを降りた。

開始約50分、1分39秒601を記録したシューマッハがトップに。タイヤはソフト側を装着している。しかし、そのすぐ後にベッテルが1分39秒334を記録してトップタイムを更新。こちらもタイヤはソフト側だ。また、アロンソが再びコースインしたものの、アロンソはハード側のタイヤを装着している。

開始約60分、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)がタイムを更新して2番手に浮上した一方、小林可夢偉(ザウバー)もタイムを更新。可夢偉は3番手タイムを記録した。セッション終盤は、多くのチームが一度に多くの周回を走るロングランを行っていた。

その後、上位勢で大きな順位変動はなく、ベッテルがトップのままセッション終了となった。可夢偉は3番手で初日を終えている。可夢偉のチームメートであるセルジオ・ペレスは、1分40秒511を記録して16番手になった。

【結果】F1第8戦ヨーロッパGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第8戦ヨーロッパGPフリー走行2回目の結果

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