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ポール・ディ・レスタ「クルマの長所を引き出すのに苦労するサーキット」

2012年06月20日(水)8:34 am

フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、バレンシア市街地コースで開催されるヨーロッパGP(6月24日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:バレンシアで行われる公道サーキットでのレースに向けて、課題はありますか?
ディ・レスタ:バレンシアは公道と通常のサーキットの両方からなっているコースで、とにかくコーナーが多いんだ。おそらく、(F1レースカレンダーにある)グランプリのなかで最も多いんじゃないかな。トラックはとても滑らかだけど、クルマのセットアップの長所を引き出すのに苦労するサーキットでもあるね。一周が長いコースだから、スイート・スポット(タイヤが最も機能する状態)を見つけられないと、ラップタイムに大きな差となって表れてしまうんだ。

Q:コース上にあるさまざまなコーナーがクルマのセットアップを難しくしているのですか?
ディ・レスタ:一番の課題は、低速シケインと高速ストレートの両方で力強い走りをすること。激しいブレーキングのあと、一気に加速する箇所がいくつかあるから、デグラデーションレート(タイヤの性能低下の度合い)が極めて高くなる。だからレースを通じてリアタイヤをいたわるのが難しいんだ。

Q:開催地としてのバレンシアについてはどうですか?
ディ・レスタ:楽しい所だよ。街には美しい建造物や美味しいレストランがあるし、いま泊っている場所のすぐ隣がビーチだから、朝起きてジョギングをしにいくこともあるよ。大都市で開催されるレースは、サーキットに素晴らしい雰囲気をもたらしてくれるし、なんといっても大勢のイギリス人のファンがいつもサポートしにやってきてくれるから最高さ。

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