ケーターハムのビタリー・ペトロフが、バレンシア市街地コースで開催されるヨーロッパGP(6月24日決勝)に向けて意気込みを語った。
ビタリー・ペトロフ
「バレンシアへまた行けることが待ち遠しいよ。というのも、GP2(F1の下位カテゴリー)でレースをしていた頃、バレンシアに2、3年住んでいたことがあって、街には詳しいんだ。GP2で初めて優勝したのが2007年のバレンシアGPだったから思い出深い場所なのさ。F1のレースでは、これまでバレンシアであまり良い成績を残せていないけれど、挑戦しがいのあるコースだし、ケーターハムF1チームとともに訪れるのを楽しみにしているレースだよ」
「バレンシアと次戦のシルバーストン(イギリスGP/7月8日)でのレースは、チームにとってとてもポジティブなものになると思う。次のこの2戦に向けたクルマのアップデートがいくつかあるから、少しずつではあるけれど上位のチームとの差がどのくらい縮まっているのか引き続き見ていくつもりさ。これが今シーズンのチームの目標だね。一生懸命に働いて、自分たちの数台先をいくチームの背中を追いかける。そして追いついたら次の目標を定める。カナダGP(10日実施)の予選では、Q2進出に限りなく近づけた。だから、バレンシアとシルバーストンに持ち込むアップグレードがどういう成果を見せるか楽しみだよ」