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「泣き言を言っている」という批判に反論するジェンソン・バトン

2012年06月19日(火)10:49 am

ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、クルマに乗っている時にグチを言い過ぎているという批判に対して反撃を行った。

2009年にブラウンGP(現メルセデスAMG)で念願の初タイトルを獲得した翌年の2010年にマクラーレンへと移籍し、昨シーズンはチームメートのルイス・ハミルトンをしのぐ活躍を見せ、ドライバーズランキング2位に輝いたバトンだが、現在は彼のF1におけるキャリアの中でも最悪に近い苦境に陥っている。

モナコGP、カナダGPと2戦連続で16位という屈辱的な順位でバトンがレースを終える一方で、ハミルトンはカナダGPで待望の今シーズンの初勝利を挙げ、現時点でのポイントランキングで首位に躍り出た。

解説者の中には、レース中に無線を通じて行うチームとのやり取りの中でのバトンの発言がいつもネガティブな内容であることと、スランプを関連付けて指摘している者もいるようだ。

『Mirror(ミラー)』は「グチってなんかいない。みんなが“彼は泣き言を言っている”って口を揃えている。でも、そうじゃない」というバトンのコメントを掲載している。

「ドライバーは単にクルマを運転するだけじゃない。自分のエンジニアたちと一緒になってクルマの管理をしているんだ」とバトンは一連の批判に対して反論している。

とは言ったものの、バトンはカナダを出発する際に、パフォーマンスが上がらずスランプに陥っている自身の現状に「混乱し、本当に途方に暮れている」ことを認めている。

その後、バトンはマクラーレンの本拠地でエンジニアたちと共にカナダGPの内容の分析を行ったようだ。

そしてバトンは「(ファクトリーでの)1日はものすごく生産的だったし、かなりはかどったと思うよ」と前向きな感想を述べた。

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