グループ・ロータスの最高経営責任者を解任されたダニー・バハールが、グループ・ロータスを告訴することを決めたと報じられた。グループ・ロータスは、ロータスF1チームのスポンサーだったが、契約は終了している。
バハールは、トルコ出身のスイス人で40歳。グループ・ロータスのオーナーとなったマレーシアの複合企業DRBハイコムがバハールの身辺調査を実施し、その結果バハールは解任されていた。
これは、バハールがロータスの資金を流用して自身が所有する家の大規模な改装を行ったといううわさのさなかであった。
スイスの『Bilanz(ビランツ)』は、バハールがロンドンの高等法院に不当解雇で提訴したと報じた。
報道によると、バハールは、ロータスの資金で家の改装を行ったことを否定している。
同様に、プライベートジェットとヘリコプターに会社の資金を不正に使用したことも否定しているという。
グループ・ロータスと、その親会社でDRBハイコムが所有するマレーシアの国有自動車会社プラトンは、この件についてコメントしていない。
また、バハール自身もメールによる問い合わせに応じていない。