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元F1役員が数億円相当のF1株を所有

2012年06月19日(火)10:46 am

F1上級役員を約1年で辞職したデビッド・キャンベルが、1,000万ドル(約8億円)相当の利益を得る結果になっていることが明らかになった。

キャンベルは、ロンドンの多目的アリーナであるO2(オー・ツー)アリーナのリニューアルで手腕を発揮したことで有名で、『Allsport(オールスポート)』社と『Paddock Club(パドック・クラブ)』社というレース関係の広告会社を率いていたパディー・マクナリーが引退すると、その後継者として、2010年の年末にF1の最高権威者であるバーニー・エクレストンに抜てきされた。

しかし、約1年後の今年3月にキャンベルの辞職が報じられた。「思ったようにうまくいかなかった。われわれがデビッドを雇った根本的な理由とはそぐわない方法で、バーニーはビジネスを展開しようとしていたんだ」というある情報筋の言葉が『The Independent(インディペンデント)』紙で伝えられている。

今度は、辞職したキャンベルが、F1の親会社である『Delta Topco(デルタ・トプコ)』の株式の0.1%を保有していると『Telegraph(テレグラフ)』が報じた。

ジャーナリストのクリスチャン・シルトとキャロライン・リードが、状況に詳しい情報筋に確認したとして伝えたところによると、F1の仕事に携わったのは1年足らずにもかかわらず、キャンベルは株式の保有を認められており、その価値はおよそ1,000万ドル(約8億円)だという。

「キャンベル氏が、株式保有を認められる期間になるまで、辞任を先延ばしにしたと示唆する証拠はない」とシルトとリードは書いている。

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