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フェリペ・マッサの後任、やはりセルジオ・ペレスが筆頭に?

2012年06月16日(土)9:12 am

フェラーリが、カナダGPの前にセルジオ・ペレス(ザウバー)と話す場が設けられたことを明かした。

第2戦マレーシアGPにおいて、自身初の優勝まであと一歩に迫ったペレス。この活躍により、不振が続いているマッサの後任としてフェラーリ入りするのではないかとの憶測が一気に広がった。しかし、その後の成績が振るわなかったため、フェラーリで走るためには「もっと経験が必要だ」との厳しい評価をフェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモーロは下していた。

だが、先週末のカナダGPでペレスが見事3位表彰台を獲得したことから、やはりマッサの後任としては、ペレスが最有力なのではないかとの意見が広がっている。

フェラーリのドライバー養成プログラム責任者ルカ・バルディセッリは、「モナコGP終了後、ペレスと話し合う機会があった」と明かした。

「マレーシアGP以降、思うような結果が出せていない原因をきちんと把握する必要があった」

「ペレスが才能にあふれていることは疑いようがない。しかし彼は時々攻め過ぎてしまうことがあり、結果的にはそれが彼自身の落胆へとつながってしまっている。これでは好成績を収めることは難しいだろう、特にF1においてはね」

この話し合いが功を奏したのか、ペレスはモントリオールで行われたカナダGPで素晴らしい走りを見せた。この結果に関して、バルディセッリは次のように語っている。

「(話し合い後の)モントリオールで彼が見せた反応は驚くべきものだった。レースペースが良かっただけではなくて、レースをうまくコントロールしたし、同じタイヤで50周も走り続けたんだからね」

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