ザウバーの小林可夢偉が、バレンシア市街地コースで開催されるヨーロッパGP(24日決勝)に向けて意気込みを語った。
小林可夢偉
「バレンシアではいつもとても暑くなるんです。個人的に暑いのは好きなんですが、それがクルマやタイヤにどういう影響を及ぼすかはっきりと分かりません。かなり厳しいレースになるのは間違いないです。タイヤの使い方がカギになるでしょうし、そこにいいレース戦略が組み合わさることが必要ですね」
「市街地サーキットではクルマにかなりダウンフォースをつけることが求められます。とても壁が近いですが、モナコとモントリオール(カナダGP)を走ったあとでは特に目新しいことでもありません。追い抜きは簡単ではありませんが、不可能だというわけでもありませんよ。2010年にはかなり楽しめましたしね」
「バレンシアという街はいろんな意味でいいところです。休暇を過ごすときには喜んでここを選びたいですよ。それに、バレンシアでは搾りたての新鮮なオレンジジュースが飲めますしね。でも、まずもっての目標は、予選でも決勝でもいい結果を残すことです」