2014年からのF1開催に向けて、タイが準備を進めている。
毎年、年末に開催されるレース・オブ・チャンピオンズ。このレースは、カテゴリーの枠を越えてモータースポーツ界のトップドライバーが参加する、個人と国別対抗レースだが、今年の開催国はタイであり、この大会を首尾よく成功させることで、タイは2014年からのF1カレンダー入りをもくろんでいるようだ。
タイのスポーツ局責任者は、タイ紙『Phuket News(プーケットニュース)』に対して次のように語った。
「(F1最高権威の)バーニー・エクレストンとの議論はスムーズに進んだ。よって2014年からのF1グランプリ開催権を獲得できると期待している」
なおタイの日刊紙『The Nation(ネイション)』によると、ディートリッヒ・マテシッツとともにエナジードリンクメーカーのレッドブルを創設したユーウィッタヤーの息子チャルーム・ユーウィッタヤーも開催契約締結に向けた交渉に参加しているという。