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フェルナンド・アロンソ、フェラーリの進化を絶賛

2012年06月12日(火)10:30 am

惜しくもカナダGP優勝を逃したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だが、フェラーリの進化を手放しで喜んでいる。

カナダGP終了前までドライバーズランキングで首位に立っていたアロンソは、レース後半までトップを走行していたが、ピレリタイヤの性能が落ちてしまったために後続のクルマに次々と抜かれて表彰台すら逃す展開となった。

タイヤに熱が入りにくくタイヤ交換後のコース上でのタイムロスが大きいモントリオールで、フェラーリは1回ピットストップ戦略をとった。同様に1回ピットストップを選んでレース終盤にタイヤの性能低下に見舞われたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、2回ピットストップ戦略を選んだルイス・ハミルトン(マクラーレン)に追い抜かれるとすぐさま戦略を変更してピットストップを行い、最終周では最速タイムを記録する走りを見せた。ハミルトンのカナダGP優勝は2回ピットストップ戦略の勝利だとも言える。

「崖から落ちる」と表現されるように、急速にタイヤの性能が低下したアロンソは、ハミルトンに首位を奪われただけではなく、ロメ・グロジャン(ロータス)に2位を、セルジオ・ペレス(サウバー)に3位の座を明け渡した。さらに、タイヤを交換したベッテルにも追い抜かれてカナダGPを5位で終えている。

ブラジルの『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』によると、もう一度ピットストップをしていれば、チャンスは広がったはずだとアロンソ自身も考えているようだ。

しかし、それでもアロンソはフェラーリの進化を褒め称えている。

「今季、これほどの大きな進化を感じたことはないよ。(カナダでの)改良は、ここ最近で一番大きなものだった」

「シーズン開幕当初、僕たちは(予選で)Q1突破にも苦労していた。それが今や、僕たちは5位争いをし、優勝争いにも絡んでいるんだよ」

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