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フェルナンド・アロンソ「勝ちにいったけど、賭けは外れた」

2012年06月11日(月)11:12 am

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたカナダGP決勝を3番手からスタートし、5位となった。

フェルナンド・アロンソ
「今日のレースは勝ちにいったけど、ピットストップ1回作戦をとった賭けは外れだったよ。ハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)が2回目のピットストップから戻った時、その決断をして、賭けに出たんだ。今になって、ハミルトンのように2回目のピットに入れば良かったじゃないかと言うのは簡単だけど、ピットに入ったら何もしないでベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)に抜かれていたはずだよ」

「最後の数周は本当に長く感じたよ。タイヤが急にダメになって、もはや後続のクルマを抑えきるには遅すぎたんだ。エンジニアは抜かせるなと言っていたけど、できっこなかったよ。今日の本当の問題は、作戦じゃなくて、タイヤの摩耗の方だね。結果的には順位を1つ落としたけど、1回しかタイヤを交換しない作戦のおかげで、ベッテルの前に出ることができたんだ」

「マシンは最速ではないけど、レースを通して競争力を保っていたよ。マクラーレンは予想通り速かったね。でも、性能は確実に上がってきている。次はタイヤの性能低下を抑える方法を考えだす必要があるね。ほんの数度の温度変化で影響が出てしまう、最もここではタイヤが完全に寿命を超えてしまったかもしれないけどね。タイヤ世界選手権じゃないけど、勝つためには詳細もすべて知り尽くしていないといけない」

「今シーズン初めて、ダメージを減らすのではなくて、勝ちにいくレースができた。これは前向きな兆候だから、ぜひバレンシア(次戦ヨーロッパGP/24日決勝)とシルバーストン(第9戦イギリスGP/7月8日決勝)で確かめたいね。僕らはより多くの自信とチャンスをものにしてヨーロッパに戻ることができる。特にマシン開発の面ではこれほど前進できたことはずいぶん長い間なかったからね」

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