ザウバーの小林可夢偉は、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたカナダGP決勝を11番手からスタート。レース中盤はポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)をなかなか抜くことができず、思うように順位を上げられなかったが、9位でゴールしてポイントを獲得した。
小林可夢偉
「マシンは上々でした。今日は当然の結果を残したと言えますね。作戦としては2回のピットストップを考えていましたが、1回でもOKで、もしかしたらその方が速いかもということが分かりました。スーパーソフト(ソフト側)でスタートした後、ピットインでソフトタイヤ(ハード側)に履き替え、46周を走ったんです。でも終盤はキツかったですね。とにかくほかのクルマに前をふさがれることに一番苦労しました。状況を踏まえると、どんなに頑張っても11番手スタートから9位ゴールがせいぜいでした」