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ザウバー「いかに接戦か信じられない気持ち」

2012年06月10日(日)5:55 am

F1カナダGP予選でザウバーでは、小林可夢偉が11番手、セルジオ・ペレスが15番手だった。チーム代表のペーター・ザウバーと、トラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラが予選を振り返った。

ペーター・ザウバー
「予選でトップ10を逃して落胆している気持ちが半分だ。だがもう半分は、いかに接戦なのかを見て信じられない気持ちだよ。Q2では、11番手の可夢偉とトップのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の差が、ほんの0.5秒だった。ドライバーは2人とも、これまでにも追い抜きを見せてくれているから、刺激的なレースになることを期待している」

ジャンパオロ・ダラーラ
「今日は、特別な空力が求められるコース特性のために、順位が少し入れ替わった。だが、ここでも変わらなかったのは、チーム間の差が非常に小さいということだ」

「われわれは、残念ながらコンマ数秒の差で落ちてしまったが、それでも可夢偉の11番手はかなりいいグリッド位置だ。セルジオは、フラットスポット(ホイールをロックさせ、タイヤの一部分に平面ができる現象)を作ってしまったために、クルマの力を出し切れなかった。しかし、彼はモナコで見せてくれたように、最後列からでも順位を上げていける。だから、決勝に向けても前向きに考えていいだろう」

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