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F1第7戦カナダGP予選、詳細レポート

2012年06月10日(日)3:36 am

2012年F1第7戦カナダGPが6月9日(土)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(1周/4.361km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間26時)から行われた予選でセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がポールポジションを獲得した。

セッション開始時の天候は晴れ、気温24℃、路面温度は40℃。予選Q1は20分間で戦われ、18番手から24番手のドライバーがここで脱落となる。全ドライバーが1回目のタイム計測を終えた段階では,ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)がトップ。ケーターハム勢、マルシャ勢、HRT勢とジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)が脱落する位置につけている。

ケーターハム勢、マルシャ勢、HRT勢とベルニュがここで脱落となったが、ケーターハム勢は2台ともベルニュを上回ることに成功した。Q1で脱落した18番手から24番手は以下のとおり。

18番手ヘイキ・コバライネン(ケーターハム)、19番手ビタリー・ペトロフ(ケーターハム)、20番手ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)、21番手ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)、22番手ティモ・グロック(マルシャ)、23番手シャルル・ピック(マルシャ)、24番手ナレイン・カーティケヤン(HRT)。

Q1のトップ5はセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だった。

予選Q2は15分間の戦いになり、11番手から17番手がここで予選を終える。各車がタイムを1回目の走行を終えた段階では、ベッテルがトップ、2番手ハミルトン、3番手はマーク・ウェバー(レッドブル)。キミ・ライコネン(ロータス)やザウバー勢、そしてアロンソが脱落する順位にいるが、アロンソはまだソフト側のタイヤを使っていない。

アロンソはソフト側のタイヤへ交換すると2番手タイムを記録。また、小林可夢偉(ザウバー)はセッション終盤に7番手タイムを記録した。その後、ほかのドライバーがタイムを更新したため可夢偉は11番手に後退。また、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)はセクター1で全体のベストタイムを記録していたものの、最終コーナーでスピンしてタイヤバリアに接触。右リアのサスペンションを壊し、タイム更新もならずに脱落した。Q2で脱落した11番手から17番手は以下のとおり。

11番手小林可夢偉(ザウバー)、12番手キミ・ライコネン(ロータス)、13番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、14番手ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)、15番手セルジオ・ペレス(ザウバー)、16番手ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、17番手パストール・マルドナード(ウィリアムズ)。

Q2のトップ5はセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、マーク・ウェバー(レッドブル)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)だった。

予選Q3は10分間で戦われ、ここでポールポジションが決まる。各車がソフト側のタイヤで1回目の走行に向かう中、バトンはハード側のタイヤでコースイン。まずはベッテルがトップタイムを記録した。その後、バトンはソフト側のタイヤでコースインせず、バトンはハード側での走ったのみだった。結局、ベッテルのタイムが破られることはなく、Q1からQ3まですべてのセッションでトップタイムを記録したベッテルが今季2度目のポールポジションを獲得した。Q3の結果は以下のとおり。

1番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、2番手ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、4番手マーク・ウェバー(レッドブル)、5番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、6番手フェリペ・マッサ(フェラーリ)、7番手ロメ・グロジャン(ロータス)、8番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、9番手ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、10番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)。

【結果】カナダGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第7戦カナダGP予選の結果

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